介護未経験でも大丈夫!介護の仕事の始め方ガイド

介護の仕事に興味があるけれど、未経験で不安…。
そんなあなたのために、この記事では介護職への転職を成功させる7つのステップを紹介します。
介護・福祉業界で1000人以上の転職支援経験を活かし、わかりやすく解説します!

介護職の転職のステップをまとめたよ。今後どんどんアップデートしていくからよろしく。
Step1:介護の適正チェック

介護の仕事を始める前に、まずは自分自身と向き合いましょう。
毎日の業務が自分の性格や価値観に合っているかが長く続けるポイントです。

とりあえず、介護のお仕事やってみようと始めると、早期離職につながったり、しんどい思いをするからしっかり理解しておこう。
適正チェックポイント3つ
①体力面・精神的な自己評価
介護は体を使う仕事です。利用者さんの移乗介助や入浴介助など、体力を必要とする場面が多くあります。
また、認知症の方への対応など、精神的にも忍耐力が求められる場面があります。
自分の体力や精神力に自信があるか、冷静に判断しましょう。
②コミュニケーション力
介護の仕事は、利用者さんだけでなく、ご家族や他の職員との連携が欠かせません。
日々の変化を的確に伝える力や、相手の気持ちを汲み取る力が必要です。
人と接することが好きか、苦手意識がないかを考えてみましょう。
③柔軟な対応力
介護の現場では予定通りに進まないことも多々あります。
急な体調変化や予期せぬ事態に冷静に対応できる柔軟性が求められます。
「こうあるべき」という固定観念が強すぎると、現場での対応が難しくなることもあります。
「人の役に立ちたい」という気持ちは大切な動機ですが、それだけでは長く続けるのは難しいかもしれません。
自分の特性を理解した上で、最適な職場環境を探しましょう。
Step2:介護専門の転職エージェントを使う

転職活動を効率的に進めるなら、介護業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
専門エージェントならではのメリットがたくさんあります。
転職エージェントを使うべき3つの理由
転職活動を効率的に進めるなら、介護業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです
専門エージェントならではのメリットがたくさんあります。
①非公開求人へのアクセス
転職サイトには掲載されていない「非公開求人」がたくさんあります。
特に好条件の求人ほど非公開になっていることが多いです。
求人は毎週アップデートされて、エージェントに登録しておくと、リアルタイムで最新情報を教えてもらえます。
②給料交渉の代行
「給料交渉って苦手…」という方も多いはず。エージェントなら希望の条件を伝えるだけで、プロが交渉してくれます。
③業界内部情報の入手
「この施設、評判どうなの?」「この法人の離職率は?」など、公開情報では分からない内部事情も知ることができます。
担当者が施設訪問している場合は、職場の雰囲気、施設長の性格、施設運営の考え方なども教えてくれます。
介護士におすすめの転職エージェント5選

実際に利用者の評判や求人数、サポート内容などを徹底比較して、本当におすすめできる転職エージェント5社を厳選しました!

実際に私が活用した人の声を聞いた情報を元にお伝えします。
1. マイナビ介護職

おすすめポイント
- 大手だけあって求人数が多い(約3万件以上)
- アドバイザーの質が高く、介護業界出身者も多数
- 全国対応なので地方在住でも安心
こんな人におすすめ
- 初めての転職で不安がある方
- いろんな選択肢から選びたい方
- 丁寧なサポートが欲しい方
2. かいご畑

おすすめポイント
- 非公開求人率が高い(約80%!)
- 地域密着型の求人が多い
- 条件交渉に強いアドバイザーが多数
こんな人におすすめ
- 地元で良い条件の仕事を探したい方
- 年収アップを狙いたい方
- ワークライフバランスを重視したい方
3. ジョブメドレー介護

おすすめポイント
- とにかく求人数が多い(業界最大級)
- 細かい条件で検索できる
- スカウト機能もあり、受け身でも転職活動ができる
こんな人におすすめ
- 自分のペースで求人を探したい方
- 特殊な条件(夜勤なし、週3日のみなど)で探したい方
- スマホで手軽に転職活動をしたい方
4. レバウェル介護(旧:きらケア)

おすすめポイント
- 高待遇の求人が多い
- キャリアアップ支援に強い
- オンライン面談にも対応
こんな人におすすめ
- 年収アップを目指している方
- 管理職やリーダー職への転職を考えている方
- 忙しくてもスキマ時間で転職活動をしたい方
5. 介護ワーカー

おすすめポイント
- 未経験・ブランクありでも丁寧にサポート
- 地域密着型の情報が豊富
- アフターフォローが手厚い
こんな人におすすめ
- 介護業界未経験・ブランクありの方
- 地域密着型の施設を探している方
- 転職後もサポートが欲しい方
転職エージェント選びで失敗しないコツ

せっかく転職エージェントを使うなら、自分に合ったところを選びたいですよね。
ここでは失敗しないための選び方のコツをお伝えします!
複数のエージェントに登録する
一つだけに登録すると、「この求人が世の中の全てだ」と思ってしまいがち。
最低2〜3社は登録して比較することをおすすめします。
ただし、登録しすぎると電話がたくさんかかってきて混乱する可能性もあるので注意しましょう。
担当者との相性を重視する
いくら大手で評判が良くても、担当者との相性が悪いとストレスになります。
最初の面談で「この人と一緒に転職活動したい!」と思える担当者かどうかをチェックしましょう。
担当者の変更も可能ですので、必要であれば遠慮なく申し出ましょう。
口コミや評判をリサーチする
SNSや口コミサイトで実際の利用者の声をチェックすることも大切です。
ただし、極端な評価には注意し、全体的な傾向を見るようにしましょう。
転職エージェントの活用法
登録したら終わり…ではもったいない!転職エージェントを最大限活用するためのコツをご紹介します。
希望条件は具体的に伝える
「できるだけ給料が高いところがいい」ではなく、「月給30万円以上、夜勤月4回まで、有給取得率80%以上」など、具体的に伝えましょう。
ただし、現実的な条件を提示することも大切です。
定期的に連絡を取る
忙しいと連絡が途絶えがちですが、週1回程度は担当者と連絡を取りましょう。
「今週の進捗はどうですか?」と聞くだけでも、あなたの転職を優先してくれるようになります。
情報収集の場として活用する
「この施設の雰囲気はどう?」「この地域の相場はいくら?」など、介護業界の情報収集の場としても活用しましょう。
転職のプロなので、貴重な情報が得られますよ。
ハローワークや知人紹介も有効な手段

エージェントだけでなく、ハローワークや知人紹介も介護職を探す有効な手段です。
ハローワークのメリット:
- 地域密着型の小規模施設の求人が多い
- 面接対策や職業訓練などの支援が受けられる
- 助成金や制度について相談できる
知人紹介のメリット:
- 実際の職場環境や人間関係について生の声を聞ける
- 「知り合いの紹介」という安心感が採用担当者にも伝わる
- 入職後も相談できる相手がいる安心感がある
1000人以上の転職支援経験から、長く続いている方は「施設形態の理解」、「求人票以外の情報の把握」、「知人の紹介」や「実際に見学して決めた」という方が多い傾向にあります。
様々なルートを併用して、ベストな選択肢を見つけましょう。
Step3:求人の探し方と選び方のコツ

転職サイトで求人を探す際は、単に給与だけでなく、様々な条件を考慮することが大切です。
介護業界の求人は多種多様で、働き方や環境が大きく異なります。
チェックすべきポイント
施設形態
特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問介護、グループホームなど、働き方が大きく異なります。
例えば、特養は夜勤があることが多く、訪問介護はお一人で利用者宅を訪問します。
自分の希望する働き方に合った形態を選びましょう。
勤務条件
夜勤の頻度、シフト制度、残業の有無、休日数など、ワークライフバランスに影響する条件をしっかり確認しましょう。
特に夜勤は身体的負担が大きいため、自分の生活スタイルと合うかよく考えることが大切です。
給与体系
基本給だけでなく、夜勤手当や資格手当、賞与の有無なども含めた年収ベースで考えましょう
また、昇給制度があるかどうかも将来のキャリアを考える上で重要です。
通勤時間
体力を使う仕事だけに、通勤時間も無視できません。
長時間の通勤は疲労の蓄積につながります。
可能な限り自宅から近い職場を選ぶことも、長く働き続けるコツです。
教育体制
特に未経験者は研修制度が整っているかをチェックしましょう。
OJT(実務を通じた研修)の内容や、資格取得支援制度があるかどうかも重要なポイントです。
施設見学の重要性

介護・福祉業界の転職で重要なのは、施設見学です。施設見学をするだけで、転職成功率が変わるよ。Xでも発信したよ。
求人情報だけでは分からない職場の雰囲気を知るために、施設見学は非常に重要です。実際に足を運んでみると、想像していた環境と大きく異なることも少なくありません。
施設見学でチェックしたいポイント:
- スタッフの表情や利用者さんとの関わり方
- 施設内の清潔さや整理整頓の状況
- 実際の職員配置や忙しさの度合い
- 休憩室や更衣室などのスタッフ用設備の状態
見学時は、現場で働くスタッフに直接質問できる機会があれば、「実際の残業状況」や「職場の雰囲気」について聞いてみると良いでしょう。
Step4:履歴書・職務経歴書の書き方

介護職の応募書類では、資格や経験に加えて「なぜ介護の仕事をしたいのか」という思いが重要です。
採用担当者に「一緒に働きたい」と思ってもらえるような書類を作成しましょう。
履歴書のポイント
資格欄の充実
介護福祉士やケアマネージャーなどの資格は取得年月と合わせて明記しましょう。
介護に関連する研修受講歴なども記載すると良いでしょう。
自己PR
介護未経験者は、接客業などの「人と関わる経験」や「チームで働いた経験」をアピールしましょう。
「相手の立場に立って考える力」や「コミュニケーション能力」など、介護現場で活かせる強みを具体的に伝えることが大切です。
志望動機
なぜ介護の仕事に興味を持ったのか、具体的なきっかけやエピソードを交えると説得力が増します。
親族の介護経験や、ボランティア活動などが動機となったケースも多いでしょう。

履歴書は、手書き指定でなければレジュメのアプリで作成する良いよ。
▼『レジュメ』アプリのダウンロードはこちらから
iOS版 : https://itunes.apple.com/jp/app/id373310055
Android版 : https://play.google.com/store/apps/details?id=joboob.resume.android
職務経歴書のポイント
介護経験者
これまでの勤務先での具体的な業務内容と実績を記載しましょう。
担当した利用者数や、特に力を入れて取り組んだケアの内容、改善した業務フローなど、数字を交えて具体的に記述するとより伝わりやすくなります。
チームでの役割
リーダー経験や新人指導の経験、カンファレンスでの貢献など、チームにおける役割や実績も積極的にアピールしましょう。
未経験の工夫
前職での「介護業務に活かせるスキル」を強調しましょう。
例えば、接客業なら「お客様のニーズを汲み取る力」、事務職なら「正確な記録・報告の習慣」など、介護現場で役立つスキルにつなげて表現すると良いでしょう。
転職理由は必ずポジティブな表現を心がけましょう。
「人間関係が悪かった」「給料が低かった」などのネガティブな内容は避け、「さらなるスキルアップのため」「より専門性を高めたい」など前向きな理由を伝えましょう。
Step5:面接で好印象を与える方法

介護職の面接では、技術面だけでなく人柄も重視されます。
利用者さんに寄り添える温かい人間性と、チームで協力して働ける協調性が評価されます。
面接準備のポイント
施設研究
応募先の施設の理念や特色、提供しているサービス内容などを事前に調査しておきましょう。
ホームページや求人情報から読み取れる「大切にしている価値観」を理解し、自分の考えと共通点を見つけておくと良いでしょう。
想定質問への準備
「介護の仕事を選んだ理由」「あなたの強み・弱み」「困難な状況での対応例」など、定番の質問には事前に回答を用意しておきましょう。
特に未経験者は「なぜ介護職を選んだのか」について、説得力のある回答を準備しておくことが重要です。
身だしなみ
清潔感のある服装と身だしなみを心がけましょう。
派手なアクセサリーや香水は控え、爪は短く切っておくなど、介護現場に適した印象を与えることが大切です。
面接でアピールしたいこと
利用者さんへの思いやり
介護の仕事は利用者さんの生活を支える重要な役割です。
相手の気持ちに寄り添い、尊厳を大切にする姿勢をアピールしましょう。
チームワークを大切にする姿勢
介護は一人で完結する仕事ではありません。
情報共有やコミュニケーションを大切にし、チームの一員として協力して働く姿勢を伝えましょう。
学ぶ意欲と向上心
介護技術や知識は日々進化しています。
新しいことを学び続ける意欲や、自己研鑽への姿勢をアピールすることも重要です。
施設長との面談で確認すべきこと
施設長との面談は、職場の方針や雰囲気を知る重要な機会です。
以下のポイントを確認しておくと良いでしょう。
理念と実践のギャップ
「理念を実現するために具体的にどのような取り組みをしていますか?」と質問してみましょう。
回答が具体的であればあるほど、理念が形骸化していない証拠です。
人材育成への考え方
「新人教育はどのように行っていますか?」「キャリアアップの道筋はどうなっていますか?」など、成長できる環境かを確認しましょう。
課題認識
「現在、施設として課題だと感じていることは何ですか?」という質問に対して正直に答えてくれる施設長は、問題解決に前向きである可能性が高いです。
Step6:ブラック施設の見抜き方

介護業界にもブラック企業は存在します。
1000人以上の転職支援を通じて気づいた、ブラック施設の特徴をお伝えします。
要注意のサイン
極端に高い給与
地域相場と比較して明らかに高すぎる給与は、過酷な労働環境や人手不足の裏返しであることが多いです。
また、介護のお仕事には処遇改善手当を言うものがあり、給与がよく見えるケースがあります。
実は試用期間後から給与満額もらえたり、賞与は在籍期間1年以上勤務の方対象などあり、入社後にイメージしていた給与と違う場合もあります。
頻繁な求人掲載
同じ施設が常に求人を出している場合、離職率が高い可能性があります。
「なぜ人が定着しないのか」を考えてみましょう。
面接のあり方
「すぐに働けますか?」「いつから来れますか?」と急かすような面接は危険信号です。
あなたの人柄や適性をしっかり見ようとしない施設は要注意です。
極端に面接時間が短くて、採用いただいた場合、ブラック企業の可能性があります。
質問への曖昧な回答
「残業はどのくらいありますか?」「有給休暇は取れますか?」といった質問に明確に答えない場合は注意しましょう。
設備や環境の劣悪さ
施設内が不衛生だったり、備品が不足していたりする場合は、利用者さんへのケアも十分でない可能性があります。
Step7:長く働ける職場を選ぶ3つのポイント

転職後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、以下のポイントをチェックしましょう。
職場選びの重要ポイント
①離職率
高すぎる場合は要注意です。
面接時に「スタッフの平均勤続年数」や「直近1年の退職者数」を聞いてみるのも良いでしょう。
②教育体制
特に未経験者は丁寧な指導が受けられるか確認しましょう。
新人研修の内容や期間、プリセプター制度(先輩職員によるマンツーマン指導)の有無なども重要なポイントです。
③人間関係
可能であれば職場見学をさせてもらい、実際の雰囲気を感じ取りましょう。
スタッフ同士の会話や表情、利用者さんへの接し方などから、職場の雰囲気を読み取ることができます。
その他の重要なチェックポイント
- キャリアパス: 将来のステップアップの道筋が見えるかも重要です。資格取得支援制度や昇進の仕組みなど、長期的なキャリア形成ができる環境かを確認しましょう。
- ワークライフバランス: 残業時間の実態や有給休暇の取得状況など、プライベートの時間も大切にできる職場かどうかを確認しましょう。
実際に働いている人の声を聞くことができれば、それが最も信頼できる情報源です。
可能であれば、現職員の方に「この職場の良いところ」「大変なところ」を聞いてみましょう。
まとめ:あなたに合う職場を見つけるために
介護職への転職は、新たな一歩を踏み出す勇気ある決断です。
準備をしっかりと整え、自分に合った職場を見つけることで、やりがいを感じながら長く働き続けることができます。
介護の仕事は、時に大変なこともありますが、利用者さんやご家族からの「ありがとう」の言葉や、日々の小さな変化に喜びを感じられる、非常にやりがいのある仕事です。
また、超高齢社会の日本では、社会的にも重要性が高まっている職種でもあります。
1000人以上の転職支援を通じて実感したのは、「最初の一歩が大切」ということ。
時間をかけて慎重に職場を選び、実際に見学して自分の目で確かめることが、長く働き続けるための最大のポイントです。
焦らず丁寧に情報収集し、自分の価値観に合った職場を見つけてください。
エージェントのサポートも積極的に活用しながら、理想の職場へのステップを進めていきましょう。
素晴らしい介護の仕事を通じて、あなたの人生がさらに充実したものになることを願っています!
あなたの新しい一歩を応援しています!
※この記事は2025年4月時点の情報に基づいています。最新情報は各エージェントの公式サイトでご確認ください。
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